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2011年10月30日

浜名湖ダイビング 10/26 毛チーム

前日にタイワンガザミの求愛行動らしき姿を
カメラ電池切れにより、撮り損ねたので
翌日も浜名湖ダイビングに行っちゃいました。

いましたよー
両手を広げた大きさは30cmもあるタイワンガザミの雄が
雄に比べるとずいぶん地味な色合いの小ぶりな雌を
抱きかかえています。
雌蟹単体では、水中でタイワンガザミだと認識するのは難しいですねー

タイワンガザミ水中写真

上の写真は、雄が雌を抱えて逃げているところ
雄蟹は、自分の第一歩脚(一番上の足)2本の上に雌蟹を乗せています。
雌蟹は、自分の手足を丸めて歩くこともなにもしません。
ずいぶん楽チン&快適のご様子。

下の写真では、カップルのタイワンガザミが一緒に砂に潜っています。
昔から浜名湖ダイビングでこの姿は見ているのですが
1.雄蟹が、すでに砂に潜っている雌蟹を見つけてから雌蟹の後ろに潜るのか?
2.水底を歩いている間に相手を見つけて一緒、または別々に砂に潜るのか?
不思議に思っていましたが
今回はこのタイワンガザミの行動1つ、を追うために潜りましたので
ようやくその謎が解明できました。

タイワンガザミ水中写真

まだまだこの行動の一部分しか観察できていませんが
今回見られたその行動は
1.水底で砂に潜っていない状態で雄蟹が雌蟹を抱いていました。
2.私から必死に逃げるときも雄蟹は雌蟹を絶対に離しません。
3.私から逃れ隠れるために砂に潜る時は、雌雄同時に潜ります。
雌蟹は、ぜんぜん嫌がる様なそぶりはありません。
ま、すでにカップルになった後なのであたりまえなのでしょうが
息のあった砂底潜降は、なかなかの見物でしたよ。
ビデオにしっかりとその様子を収めましたので、生態に興味ある方はぜひ見て下さい。

【動画】浜名湖タイワンガザミ
http://youtu.be/lFpZAT7ibUY


いつ交接をしているのか?
が気になりますねー
既に交接を済ませて、メスガニを守っているのか?
産卵日がせまったところで、交接するのか?
既にこの時点で交接中なのか?
カニの交接は、「正常位」だった気がするが、もしかして、タイワンガザミは「後背位」が好きなのか!?
抱きかかえているだけで、お互いの交接器の位置はかなり近い。
私だったら、もう・・・
いやいや、10年近く前に三保で見たキンセンガニのオスもメスガニを抱えていたが
交接中ではなかったきがする・・・。
結局他の蟹さんと同様、この後に交接なのか?

この日、タイワンガザミの3ペアを確認
別にオスガニ単体を確認、このオスのはさみ脚は一部割れていました。
喧嘩したのかなー??
別途、ガザミを同じようにオスメスで一緒にいる姿を前日に確認しています。

目の離せなくなった浜名湖ダイビングですが
伊豆も透明度が良くなってきて
様々な欲望が高まるばかりです。
(後背位は、含まれていません。)



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