ムラサキハナギンチャク

袋井P

2018年05月26日 12:15

ムラサキハナギンチャク (紫花巾着)
学名:Cerianthus filiformis

刺胞動物門 花虫綱 ハナギンチャク目 ハナギンチャク科

画像提供下1枚 teiki様

2018/3/14 大瀬崎

紫色がきれいで華やかで、水中写真を撮る人にも人気の生物です。
きれいなのは触手で、体のほとんどは砂の中にある管(棲管)のなかにあります。
触手が全部紫色していたりする個体もあります。
※棲管は、自分の体壁から分泌する粘液で作られた管です。

根元には、マルガザミやヤドカリなどが隠れてたりすることも。
そして共生しているホウキムシをよく見かけます。
是非観察してみてください。

一見、お花の様にずっとそこで生き続けるように思われますが、
自分の棲管を捨て、移動することもできます。
その速さ、時速数cm。
ゆっくりした動きですが、それでも1日もすればかなり遠くへ行くことができますよね。
移動中の様子をまだ目にしたことがありませんが、是非見てみたいです。


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